6月29日に開催されました日本スポーツとジェンダー学会総会において、2019年度「学会賞(論文賞)」授与式が執り行われました。受賞者および受賞作品は以下の通りです。

<受賞者>
飯田 貴子(帝塚山学院大学名誉教授)
熊安貴美江(大阪府立大学)
來田 享子(中京大学)

<受賞作品>
「よくわかるスポーツとジェンダー」(全213頁)、2018年、ミネルヴァ書房.

<選考理由>
 今回は従来受賞した論文形式の著作ではなく,多数の執筆者による単行本の編集に対しての初めての論文賞であるので,選考の方法は従来と同様であるが,加えられた選考理由について少し詳しく説明する.
 「よくわかるスポーツとジェンダー」という著作は,スポーツ・教育・身体に関わる問題をジェンダーという視点から,それぞれの専門的研究者が,これまでの研究成果や新しい資料をできるだけ網羅し,しかもわかり易く解説している百科事典的性格を持つ213頁の単行本である.
 しかし,通常の百科事典とは異なり「スポーツとジェンダー」に関わる従来から積み重ねてきた理論的枠組みに基づき,基本的・基礎的事項を選び,初学者にも理解しやすく解説する編集となっている.
 51人という多数の執筆者の殆どが本学会会員であり,いわば「スポーツとジェンダー研究15年の集大成」とも言える労作である.この重要な編集をやり遂げた編集者の企画力とそれを完成させた努力に対して,選考委員会は2019年度スポーツとジェンダー学会論文賞に値するとして選考した.


<過去の学会賞受賞者については以下よりご覧いただけます。>
 ◆ 学会賞(論文賞)
 ◆ 学会賞(功労賞)