日本スポーツとジェンダー学会(JSSGS)第22回大会は、2023年7月1日(土)〜7月2日(日)、中京大学会場とオンラインのハイブリッド形式にて開催されました。会員をはじめとする多くの方々にご参加いただけましたことを、心より感謝申し上げます。
参加者:会場対面参加者 56名+オンライン参加者
<基調講演>
「科学は女性の身体をどう捉えてきたか」
小川 眞里子(公益財団法人東海ジェンダー研究所)
<研究委員会プロジェクト報告>
「日本の体育・スポーツ科学研究とジェンダー」
高峰 修(明治大学)、池袋 真(昭和大学)、井谷 惠子(京都教育大学)
大勝 志津穂(椙山女学園大学)、田中 千晶(東京家政学院大学)、
三上 純(大阪大学大学院)、山口 理恵子(城西大学)
<学会員研究プロジェクト報告>
「身体の規律化手段への抵抗−中国都市の太極拳教室の女性たちを対象にして−」
範 麗娟(関西学院大学大学院)
<実行委員会企画>
「スポーツとジェンダー・データブック 進捗報告と意見交換」
日本スポーツとジェンダー学会「スポーツとジェンダー・データブック」編集委員会
<一般発表>
第1セッション 座長:前田 博子(鹿屋体育大学)
「女子大学生の生涯スポーツ推進に有用な大学体育授業の検討
−経済学的視点を取り入れた講義受講前後にみられる障害スポーツに対する意識の変化に着目して−」
◯佐野 信子(立教大学)、平工 志穂(東京女子大学)
第2セッション 座長:山口 理恵子(城西大学)
「『いのち』を知り生かす身心一体科学に基づく体軸制御調律運動−方法と理論−」
◯跡見 順子(帝京大学先端総合研究機構)、藤田 恵理(東京女子大学)、
跡見 綾(東京農工大学)、清水 美穂(帝京大学先端総合研究機構)
第3セッション 座長:登丸 あすか(文京学院大学)
「女性アスリートたちのテレビ表象分析
−2016年リオオリンピック直前に放送された特別番組の分析を中心に−」
◯山本 夏生(一橋大学大学院)
第4セッション 座長:建石 真公子(法政大学)
「女子ボクサーたちはどのような権利を求めたか
−1970−80年代の米国における女子ボクサーたちが直面した困難」
◯鬼頭 茉衣(中京大学大学院)、來田 享子(中京大学)
第5セッション 座長:工藤 保子(大東文化大学)
「スポーツに関わる理学療法士が長期に活動を継続するための課題
−産休・育休後のトレーナー活動の現状と性別役割分業意識−」
◯平野 佳代子(井戸田整形外科名駅スポーツクリニック)、來田 享子(中京大学)
第6セッション 座長:関めぐみ(甲南大学)
「スポーツ指導者の多様な性に対する知識と態度の変化
−2017年度と2022年度の調査結果の比較より−」
◯大勝 志津穂(椙山女学園大学)、高峰 修(明治大学)、伊東 佳那子(中京大学)、
建石 真公子(法政大学)、田原 淳子(国士舘大学)、藤山 新(東京都立大学)、
松宮 智生(清和大学)、來田 享子(中京大学)