JSSGS 第16回大会 報告
第16回大会は、下記要項にて開催され、2日間で会員をはじめとする188名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
<開催要項>
第16回大会では、テーマを「多様性における平等と共生」とし、2つのシンポジウムを企画しています。初日は、2020東京オ リ・パラを念頭に、スポーツ・メガイベントの政治性をクィア理論、オルタナティブなスポーツ・身体文化の視点から斬り込むこと を試みます。2日目は、ジェンダーステレオタイプに陥りやすい指導からの解放、LGBT と言われているマイノリティをインクル ージョンする指導の在り方を模索しました。
開催日時:2017年7月1日(土)13:00 ~ 7月2日(日)15:40
会 場:京都学園大学 京都太秦キャンパス 北館
〒615−8577 京都市右京区山ノ内五反田町18
http://www.kyotogakuen.ac.jp/outline/campus/uzumasa/
交 通:京都市営地下鉄東西線 太秦天神川駅 下車徒歩3分
※参加者用の駐車場は用意できませんので、公共交通機関などをご利用ください。
宿 泊:祇園祭時期で混雑が予想されます。学会では宿泊施設をあっせんいたしませんので、お早めにお手配ください。
参加費:4,000円(学生2,000円)但しJSSGS会員は、5月22日(月)までの早期申込みにより3,500円。
情報交換会について
日時:7月1日(土)18:30 ~ 20:30
会場:京都学園大学太秦キャンパス 1階レストラン The Commons G
会費:4,000円(学生2,000円)
昼食について
会場1階レストランは、7月1日(土)は営業しますが、2日(日)は休業です。各自でお弁当などをご持参ください。
プログラムの配布等
今大会では環境配慮・資源節約の観点から、プログラム・抄録集の冊子印刷をおこなわず、事前に学会HPにて一般公開する予定です。参加者は、必要頁を各自で事前にプリントアウトし、会場にご持参ください。ご自分の端末環境(PC、携帯、タブレット等)にてネットに入れる方は、会場でも学会HPから抄録集を閲覧できます。
当日は受付にて、簡易なプログラム一覧を配布します。
<大会プログラム>
大会テーマ「多様性における平等と共生」
<7月1日(土)>
12:15~ 受付
13:00〜13:10
開会挨拶 大会実行委員長 木村みさか(京都学園大学)
13:10〜14:20
基調講演
“The Olympics and Gender and Sexual Politics: Working against Roving Colonialism”
Heather Sykes(ヘザー・サイクス)(トロント大学)
14:30〜16:55
シンポジウムⅠ
「スポーツ・メガイベントをめぐるポリティクスの解体−ジェンダー研究の新たな視界」
司会・コーディネーター:井谷惠子(京都教育大学)
「ジェントリフィケーションとジェンダーの視点から」
いつむらみさこ(ホームレス・アーティスト)
“The Olympics, Celebration Capitalism, and the Activist Response”(ビデオ・メッセージ)
Jules Boykoff(ジュールス・ボイコフ)(パシフィック大学)
「スポーツ・メガイベントとクイア・ポリティクスの視点から(仮)」
井谷聡子(関西大学)
「アスリートたちの反オリンピック」
山本敦久(成城大学)
コメンテーター:Heather Sykes(ヘザー・サイクス)(トロント大学)
17:05~18:15 総会
18:30~20:30 情報交換会
<7月2日(日)>
※2日目のスケジュールは一般発表演題数により、若干変更になる場合があります
9:00~11:00
一般発表
11:10~11:40
一般発表または特別セッション
12:40~15:40
シンポジウムⅡ
「身体・教育・性」
コーディネーター:松宮智生(清和大学)
「ジェンダー/セクシュアリティの教育(仮)」
山田 綾(四天王寺大学)
「武道・ダンスの男女必修化にともなう現状と課題〜ダンス授業の実態調査から〜」
中村恭子(順天堂大学)
「セクシュアル・マイノリティが体育・スポーツ領域で抱える困難」
藤山 新(首都大学東京ダイバーシティ推進室)
コメンテーター:宮本乙女(日本女子体育大学)・風間 孝(中京大学)