日本スポーツとジェンダー学会(JSSGS)第20回大会は、2021年10月23日(土)、オンラインにて開催されました。7月24日に予定していた大会を延期し、今回新たにオンライン形式を用いて開催いたしました。大会が無事に終了しましたことをご報告申し上げますとともに、会員をはじめとする多くの方々にご参加いただけましたことを、心より感謝申し上げます。
参加者:計64名
第20回大会開催要項(10月23日開催版)
第20回大会プログラム
<キーノートレクチャー>
「スポーツ・ジェンダー学の展望:研究成果を社会に活かす」
來田享子(中京大学)
<研究企画①>
「スポーツとジェンダーに関する国内研究のレビュー」
高尾将幸(東海大学)小石原美保(国士舘大学)三上純(大阪大学大学院)
申恩真(北星学園大学)藤田恵理(東京女子大学)高峰修(明治大学)
<研究企画②>
「東京 2020“女性蔑視発言”の追跡調査から考えるスポーツ界のジェンダー平等」
井谷惠子(京都教育大学)大勝志津穂(愛知東邦大学)木村華織(東海学園大学)
杉本理惠(行政書士)高峰修(明治大学)三上純(大阪大学大学院)山口理恵子(城西大学)
<一般発表>
第1セッション 座長:荒井啓子(学習院女子大学)
「1983 年に企業内で設立された女子ラグビーチーム:ブラザー女子ラグビー同好会を事例に」
兼松由香(東海学園大学/中京大学大学院)
「多様化するメディアへの対応における女性トップアスリートによる認識の現状と課題」
三須亜希子(フリーアナウンサー)
第2セッション 座長:原祐一(岡山大学)
「カリキュラムの多層性からみた「体育嫌い」のジェンダー・ポリティクス」
井谷惠子(京都教育大学)
「学校体育におけるヘゲモニックな男性性:「体育嫌い」の声から」
三上純(大阪大学大学院)
第3セッション 座長:風間孝(中京大学)
「体育の空間と性別二元制-非シスジェンダー学生の語りから」
関めぐみ(甲南大学) 井谷聡子(関西大学)
「スポーツの価値に関する認識がトランス・アスリートの包摂に与える影響について」
松下千雅子(名古屋大学)