JSSGS 第18回大会 報告
JSSGS第18回大会は、下記要領にて開催され、2日間で延べ110名の方にご参加いただきました。学会としてはじめての地方開催となりましたが、お陰さまで充実した大会になりましたことに、御礼申し上げます。
JSSGSでは2018年からの3年間の包括テーマを「スポーツとジェンダーを展望する-東京2020大会後を見据えて」と設定しています.第18回大会では 「持続可能で包摂的な社会」を展望するための重要な契機として、「スポーツとダイバーシティ」について考えます.多様性の包摂を達成するための課題を、ジェンダー・セクシュアリティを含むインターセクショナルな視点から問い直し、現在および東京2020大会後の包摂的なスポーツのあり方について模索したいと思います.
多くの方々にご参加いただくとともに、日頃の研究成果をご発表いただきたく、ご案内申し上げます.
開催日時:2019年6月29日(土)11:00 ~ 6月30日(日)15:20(予定)
会 場:松本大学 5号館 2階
〒390-1295 長野県松本市新村2095-1
交 通:松本電鉄上高地線 北新・松本大学前駅 下車 徒歩2分
※参加者用の駐車場は用意できませんので、公共交通機関等をご利用ください.
昼 食:学生食堂は土日休業です.弁当などをお持ちいただくか、参加・発表申込フォームより事前に弁当をお申込ください.代金800円は大会当日にお弁当と引き替えでいただきます.なお、弁当の当日受付はしませんのでご注意ください.
宿 泊:週末は宿泊が取りにくい状況です.
学会では宿泊の斡旋はいたしませんのでお早めにお手配ください.
託 児:学会にはお子様連れでご参加いただいても結構ですが、会場内には託児所はありません。近隣の託児所の利用を検討されている方で、利用先が見つからない場合は、学会大会事務局までご相談ください。
参 加 費:4,000円(学生2,000円)
但しJSSGS会員は、5月26日(日)までの早期申込みにより3,500円
施 設:車いす利用者やオールジェンダーに対応しています.
情報交換会について
日時:6月29日(土)18:30~20:00
会場:松本大学 3号館 4階ラウンジ
会費:4,000円(学生2,000円)
プログラムの配布等
本大会では環境配慮・資源節約の観点から、プログラム・抄録集の冊子印刷をおこなわず、事前に学会HPにて一般公開する予定です。参加者は、必要頁を各自で事前にプリントアウトし、会場にご持参ください。ご自分の端末環境(PC、携帯、タブレット等)にてネットに入れる方は、会場でも学会HPから抄録集を閲覧できます。当日は受付にて、簡易なプログラム一覧を配布します。
<大会プログラム>
大会テーマ「社会的格差とスポーツ」
<6月29日(土)>
10:30~ 受付
11:00〜11:10
開会挨拶 大会実行委員長 飯田 貴子(帝塚山学院大学名誉教授)
11:10〜12:20
分科会1 研究プロジェクト採択課題① 研究代表者:三上 純(京都教育大学大学院)
「規範的セクシュアリティの再生産と体育教師文化(仮)」
13:10〜14:30
基調講演
「多様性の可視化がもたらす意義と課題(仮)」 清水 晶子(東京大学)
14:40-17:00
シンポジウム
「多様性を包摂するためのスポーツの課題(仮)」
・「身体の構築と表象-多様な身体/スポーツのあり方を考えるために-(仮)」
田中 洋美(明治大学)
・「スポーツと社会的排除、包摂-メディア報道の課題-(仮)」
後藤 太輔 (朝日新聞社)
・「オリンピックと多様性-スポーツする身体やスポーツの多様性をめぐって-(仮)」
來田 享子(中京大学)
コメンテーター:清水 晶子 (東京大学)
コーディネーター: 水野 英莉 (流通科学大学)
17:15~18:15 総会
18:30~20:30 情報交換会
<6月30日(日)>
※2日目のタイムテーブルは、一般発表演題数により変更になる場合があります
9:00~12:00
一般発表(発表演題数により開始時間が変更になる場合があります)
12:50~14:00
分科会2 研究プロジェクト採択課題② 研究代表者:山口 理恵子(城西大学)
「スポーツとダイバーシティ:スポーツの包摂・承認・排除(仮)」
13:00~14:30
分科会3 会員分科会企画 研究代表者:跡見 順子(東京農工大学)
「『いのち』を知り生かす身心一体科学をスポーツとジェンダー学の軸にするための身心を一体化するメソッド:太極拳と仰臥位体幹体操(仮)」