日本学術会議公開シンポジウム「雇用崩壊とジェンダー」

主催 日本学術会議・社会学委員会複合領域ジェンダー分科会

日時 2012年10月13日(土)13:00-17:00
場所 日本学術会議講堂

〒106-0032 東京都港区六本木7丁目22-34 TEL
03-3403-3793
(東京メトロ千代田線乃木坂駅出口5 徒歩1分)
https://plus.google.com/114951690431263974385/about?hl=ja

定員 300名(先着順)予約は不要です

趣旨
雇用崩壊というべき現象がおきている。低賃金で不安定な非正規雇用は、最近30年の間に急速に増加し、今や全労働者の3分の1を占める。女性や若年層では過半数が非正規労働者だが、リーマンショックや東日本大震災を契機に、これら非正規の大幅な雇い止めが行われた。一方、正社員も安泰ではなく、長時間・過密労働によって過労死が増え、深刻なうつ病に罹患する人も多い。日本社会は大きな変化の渦に巻き込まれ、働き方は二極化し、雇用全体が崩壊しつつある。しかしジェンダーの視点でみると、この現象は今に始まったことではない。雇用上の性差別によって、女性は正社員としての就労機会を制限され、非正規のパートや派遣労働者として働いてきた。しかしこの間、国は、均等待遇原則の実効性を強化する施策よりはむしろ、企業利益重視の経営戦略を積極的に後押しする規制緩和政策を推進してきた。その結果が、女性のみならず、すべての労働者を巻き込んでの現在の雇用崩壊を招いているのである。

プログラム

司会  岡野八代(同志社大学・学術会議連携会員)・後藤弘子(千葉大学・学術
会議会員)

開会挨拶 上野千鶴子(複合領域ジェンダー分科会委員長・学術会議会員)

報告
1) 「非正規雇用問題・パート派遣について」 中野麻美(弁護士)
2) 「男女賃金格差について」 竹信三恵子(和光大学)
3) 「専門職の非正規問題ーー女性医師の場合」桃井眞里子(自治医科大学・学術会議会員)
4) 「国際比較の観点から」田宮遊子( 神戸学院大学)

コメンテーター
大沢真理(東京大学・学術会議会員)
浅倉むつ子(早稲田大学・学術会議会員)

討論

閉会 閉会のあいさつ 井野瀬久美恵(歴史学とジェンダーに関する分科会・学術会議会員)
連絡先 tokyo-office@wan.or.jp
URL http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/154-s-1-3.pdf

共催 社会学委員会ジェンダー研究分科会/史学委員会歴史学とジェンダーに関する分科会/法学委員会ジェンダー法分科会/科学者委員会男女共同参画分科会/東北大学GCOEジェンダー平等と多文化共生研究センター/京都大学GCOE親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点/京都大学文学研究科アジア親密圏/公共圏教育研究センター

後援 日本女性学会/ジェンダー法学会/ジェンダー史学会/日本フェミニスト経済学会/日本スポーツとジェンダー学会/日本女子体育連盟/イメージ&ジェンダー学会/日本ジェンダー学会/日本女性心身医学会/総合女性史研究会/国際ジェンダー学会/東海ジェンダー研究所/ウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)/女性科学研究者の環境改善に関する懇談会(JAICOWS)/働く女性の全国センター(ACW2)/日本語ジェンダー学会