■ 2005年度 研究交流会A
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日時:平成17年3月26日(日)13:00〜15:00
テーマ:「フェミニズム・スポーツ・身体」(アン・ホール著、飯田貴子・吉川康夫監訳)を読む
     −第6章を中心に−
報告者:中込常昭会員(放送大学大学院)
司 会:熊安貴美江会員(大阪府立大学・大阪女子大学)
参加者:10名(うち会員8名、非会員2名)

内 容:
 今回の報告者の中込会員により、レジュメに沿って第6章の概要について報告が行われた。その後、参加者が各自準備した資料について、それぞれが説明するとともに、研究交流会でディスカッションしたい内容が述べられた。
 ディスカッションでは、本文中の専門的用語の解釈について意見交換が行われた後、以下の視点からアン・ホールが本章で強調する「理論と実践の統合」を目指した研究のあり方、女性スポーツの正当化に向けた政策研究の方向性について意見交換が行われた。
 参加者には、事前の資料作成などを行ったり、自分の研究に対する問題意識をもとに意見を述べるなど、大変積極的に議論に加わっていただいた。

<意見交換の主な視点>
○CAAWSの役割の変遷
○日本の女性選手に関する人物研究の不在
○日本とカナダの女性スポーツ発展史の違い
○「不平等に対する法的挑戦の有効性」に関する日本とカナダの比較
○メディアを有効に利用するための社会的諸条件に関する日本とカナダの比較
○サイバースペースに関わる日本の現状とその利用の可能性                以上
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