■ 国立女性教育会館における調査報告
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日時:平成17年8月28日(金)13:00〜15:00
ワークショップタイトル:スポーツにおいて女子学生が経験するセクシュアル・ハラスメント
報告者:スポーツ・セクシュアル・ハラスメント研究グループ(熊安貴美江)
参加人数:18名

 熊安さんの報告に先立ち飯田さんからjssgsの活動についての簡単な説明がなされました。
 会場では、報告書『スポーツにおいて女子学生が経験するセクシュアル・ハラスメントの現状とその特殊性』、その他関連資料が配布され、まず熊安さんからパワーポイントを用いての40分程度の報告がありました。スポーツ・セクシュアル・ハラスメント研究グループの研究成果に加えて、このテーマでの先行研究の紹介なども織り交ぜた報告がなされたことから、参加者はこのテーマのもつ現代的意義、日本での現状を共有することができました。
 熊安さんの報告後、参加者は3グループに分かれ、発表者から提示された数種類の課題についてディスカッションする時間が設けられました。途中で1度、最後にもう1度、各グループのディスカッション内容についての発表が促されましたが、各グループともに盛んな意見交換が行われた様子でした。
 参加者の顔ぶれは体育・スポーツ関係者にとどまらず様々で、また、参加はできないが配布資料はどうしても欲しいとの要望も複数の方々から寄せられ、このテーマへの関心の高さが窺われました。
 熊安さんから最後に、日本においてこのテーマでの研究は緒に就いたばかりであり、今回のワークショップから研究をどのように深めていくかのいくつかの手がかりを得られた、とのコメントがあり、印象的でした。

 熊安さん、そして研究グループの皆様、当日参加された皆様、お疲れ様でした。簡単ですが、以上、報告申し上げます。
                                               佐野信子

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